マーケティングツールを利用規約や情報の取り扱いの重要性を理解して使用する

記事「マクロ解析とミクロ解析 データの大切さを理解しよう」にて,「Google Analyticsをカスタマイズして可能な限りデータを蓄積しよう.そしてそのカスタマイズの記事を書いていきたい」と述べましたが,その前にGoogle Analyticsの利用規約や情報の取り扱いなどを確認しておきたいと思います.とくにビジネスなどで利用する場合は情報の取り扱いには注意が必要です(これはGoogleのツールの利用規約云々ではなく,国も通達を出していることです).

Google Analyticsはウェブビーコン方式と呼ばれるウェブサイトのページのHTMLソースにJavaScriptのトラッキングコードを挿入することでアクセスデータを収集しています.このときクッキー(Cookie)と呼ばれるものを発行してデータ収集に活用しています.

クッキーにはファーストパーティークッキーとサードパーティクッキーと呼ばれるものがあり,ネット広告でもそれが活用されています(サードパーティクッキーは広告配信や広告効果測定やアクセス解析ツールなどで利用されていますが,アクセス解析ツールであるGoogle Analyticsはファーストパーティークッキーを利用していているそうです).この辺の詳しいことは他のサイトや書籍などにお任せします.

さて,GoogleではGoogle Analyticsの利用に当たり規約を提示しています.その利用規約は以下のサイトで読めます.

Googleアナリティクス利用規約

https://www.google.com/analytics/terms/jp.html

いろいろあるのですが,「7.プライバシー」において,

利用者は,個人を特定できるデータ(氏名やメールアドレス)をGoogle(Google Analytics)に送ってはいけない.

利用者は,プライバシー ポリシーを公開して,Google アナリティクスを使用していること,データ収集のために Cookie を使用していることを必ず通知する.

などのような内容が書かれています.また,広告データを利用しているユーザー分布などの機能を利用する場合は,そのデータ収集を拒否(オプトアウト)する方法をアクセス者に提示する必要があります.

クッキーの利用に関しては,国も個人情報改正において議論して通達を出しています(下記参照).

通達「オンラインサービスにおける消費者のプライバシーに配慮した情報提供・説明のためのガイドラインを策定しました」(平成26年10月17日).

http://www.meti.go.jp/press/2014/10/20141017002/20141017002.html

ともかく,Google Analyticsもしくは他のアクセス解析ソフトでもそれらの利用を考えている(とくにビジネスでの利用)ならば,このような情報の取り扱いや利用規約は一通り目を通して,適切な対応をしておくべきだと思います.

この情報の取り扱いでその他に参考や注目しておくべき記事には以下のようなものもあります.

「マーケッターが知っておくべき改正個人情報保護法の衝撃」2015年7月28日開催 月例セミナー 第1部

https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/2206

 

<この記事は「デジマのあれこれ」にて公開された記事を移植したものです>