e-Statと統計ダッシュボード

政府統計の総合窓口としてe-Stat(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do)というサイトがあります.総務省の統計局が管理しているサイトで,目的のデータがあり使いこなせれば非常に有益なデータとなるかもしれません.ただ,そもそも使いこなすのが難しいのと,いろいろありすぎてちょっと取っつきにくい感じです(日本でよくあるいろいろできるように機能をつけすぎてしまって,普通の人には扱いきれないという感じです).公的データの活用を推進しようと,2016年3月には公的統計ミクロデータ研究コンソーシアム設立記念シンポジウム(https://kokucheese.com/event/index/380102/)などが開かれました.このような活動のひとつとしてか,統計ダッシュボード(http://data.e-stat.go.jp/dashboard/)なるサイトが開設されました.

 

図1

 

統計ダッシュボード(http://data.e-stat.go.jp/dashboard/)は,名の通りダッシュボードというスタイルで取っつきやすいものとなっています.

例えば,消費者物価指数のアイコンをクリックすると詳しいグラフが表示されます.

 

図2

 

指標もさらに追加出来ます.

 

図3

 

また全国データだけでなく地域別のデータにも簡単な操作で切り替えることができます.

 

図4

 

APIを利用してデータを取得することができます.

 

図5

 

うまく利用できるといろいろと面白そうです.

 

<この記事は「デジマのあれこれ」にて2017年5月頃公開された記事を移植したものです>