Google Analyticsで日本固有の検索エンジンを追加する

Google AnalyticsでGoogleやYahoo!などの主要な検索エンジンからの流入は,「Organic Search(自然検索)」のチャネルに分類されます.しかし日本固有の検索エンジン(例えばexicteなど)は,「プロパティ>トラッキング情報>オーガニック検索ソース」にて手動で登録(設定)を行わないと,それらの流入は自然検索とされなく「Referral」のチャネルに分類されてしまい,キーワード情報が得られません.

Googleはだいぶ前からSSL化(https)して,自然検索でのキーワードがほぼ取得出来ません(ほぼというのは,OSのバージョンが古いAndroidを使ってGoogleにて検索をして流入した場合などは,キーワードが現在でも取得されたりするそうです[1].実際にアナリティクスのデータを確認すると,たしかにそのようになっているように見えました).Yahoo!も2015年8月からSSL化を進めること宣言して,今後徐々に自然検索でのキーワードが取得出来なくなり,最終的にはGoogle同様キーワード情報が取得出来なくなると思います(このYahoo!のSSL化の流入は,Google Analyticsでは当初は参照元/メディア「search.yahoo.co.jp / referral」でチャネル「Referral」に分類されていましたが,現在はGoogle側が対応して「Organic Search」のチャネルに分類されるようになっています).SSL化された検索による流入では,Google Analyticsではキーワードに関する情報が「(not provided)」と表示されます.

このような状況ですから,SSL化されていない検索サイトからの流入時のキーワード情報は今後ますます重要になると思います(流入自体が多くはないですが).

なおドコモ(docomo.ne.jp)からの検索の流入は,昔は検索エンジンとして登録しないと「Referral」のチャネルに分類されていましたが,2015年5月頃から「Organic Search」のチャネルに分類されるようになりました(Googleが,アナリティクスのデフォルトの検索エンジンの設定にドコモを追加したようです).

以前に業務としていろいろなクライアントのGoogle Analyticsの設定を見たことがあるのですが,日本固有の検索エンジンを登録していないところが以外に多いのでけっこう驚きます.ちゃんとデータ活用を考えているならば,なるべく早く設定を行うべきだと思います.設定は,木田和廣氏の書籍「出来る逆引き Googleアナリティクス」の「ワザ054」などが参照になります.

ちなみに下図が設定の参考例です.

 

図1.日本固有の検索エンジンの登録例

 

検索エンジン名ドメイン名クエリパラメータ
auauone.jpq
Docomodocomo.ne.jpMT
NAVER JAPANsearch.naver.jpq
Excitewebsearch.excite.co.jpq
Hatenahatena.ne.jpq
So-netso-net.ne.jpquery
Niftysearch.nifty.comq
OCNwsearch.ocn.ne.jpMT
Dolphin Browersearch.dolphin-browser.jpq
hi-hohi-ho.excite.co.jpsearch
livedoorsearch.livedoor.comq
Lunascapes.luna.tvq
My Cloud 1search.azby.fmworld.netq
My Cloud 2search.azby.fmworld.netText
My VAIOsearch.start.sony.jpMT
My JCOMsearch.myjcom.jpq
nifty 1nifty.comq
nifty 2nifty.comText
odnodn.excite.co.jpsearch
Sleipnirsearch.fenrir-inc.comq

 

参考文献

[1] Google検索のキーワード」がアナリティクスでも取得出来る場合があるのはなぜですか?

https://productforums.google.com/forum/#!topic/analytics-ja/CyWcQ8unK2c;context-place=topicsearchin/analytics-ja/%28not$20provided%29

 

 

<この記事は「デジマのあれこれ」にて公開された記事を移植したものです>